美肌を語るシミず先生

スキンケア化粧品を中心に「使用感」を書く口コミブログ。アラフィフ(45歳から54歳くらい)の参考になるようにブログ書いてます。美肌への道は「保湿に始まり保湿に終わる」自分と体質が似ている姪の悩みのニキビについてもケアについて書きます。

化粧品で表現できること。医薬部外品や医薬品もあるので

化粧品や医薬部外品は医薬品医療機器等法に定められ

こんなことは普通の人にはあまり興味のない話でしょうが、化粧品、といいますが、法律では、どんなものが化粧品なのか定められています。

 

また、化粧品と同じようによくみかけるものに「医薬部外品」というものがありますが、一体これは医薬品とどう違うのでしょう。

 

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医薬品医療機器等法の第2条を見ますと、定義として、用語の定義が書いてあります。

 

医薬部外品とは

 

医薬品医療機器等法の第2条第2項には、医薬部外品について書いてあります。

この法律で「医薬部外品」とは、次に掲げる物であつて人体に対する作用が緩和なものをいう。

 

(1) 次のイからハまでに掲げる目的のために使用される物(これらの使用目的のほかに、併せて前項第(2)号又は第(3)号に規定する目的のために使用される物を除く。)であつて機械器具等でないもの   

イ 吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止   

ロ あせも、ただれ等の防止   

ハ 脱毛の防止、育毛又は除毛  

(2) 人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物の防除の目的のために使用される物(この使用目的のほかに、併せて前項第(2)号又は第(3)号に規定する目的のために使用される物を除く。)であつて機械器具等でないもの

(3) 前項第(2)号又は第(3)号に規定する目的のために使用される物(前2号に掲げる物を除く。)のうち、厚生労働大臣が指定するもの

 

 

難しいことを言っていますが、要は、医薬品と化粧品の間にあるものということです。

医薬品よりは効き目がマイルドということでしょう。「人体に対する作用が緩和」と言っていますから。

 

化粧品とは 

では、化粧品は?と言いますと

医薬品医療機器等法第2条第3項にありました。

 

3 この法律で「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。

ただし、これらの使用目的のほかに、第1項第(2)号又は第(3)号に規定する用途に使用されることも併せて目的とされている物及び医薬部外品を除く。

 

「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用」されるものでなおかつ、作用が緩和なものです。

 

医薬品でもなく、医薬部外品でもないけれど上記のような使用目的のものです。

薬用化粧品は? 

では、薬用化粧品は何なの?ですよね。

 

薬用化粧品は、ニキビを防いだり、シワを防ぐなどの効果をもつ有効成分が入った医薬部外品となります。

 

医薬部外品の中に、薬用化粧品があったり、育毛剤があったり、除毛剤があったりするのです。

 

口臭や体臭の防止とも書いてあるので、口臭防止の商品や薬用ハミガキなどもそうですね。

化粧品の効能、効果の範囲

さて、厚生労働省のサイトにも書いてあるように化粧品の効能の範囲が決められています。

 

化粧品・医薬部外品等ホームページ |厚生労働省

 

それによると以下、上記の厚労省のページより引用します。

(1)頭皮、毛髪を清浄にする。

(2)香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。

(3)頭皮、毛髪をすこやかに保つ。

(4)毛髪にはり、こしを与える。

(5)頭皮、毛髪にうるおいを与える。

(6)頭皮、毛髪のうるおいを保つ。

(7)毛髪をしなやかにする。

(8)クシどおりをよくする。

(9)毛髪のつやを保つ。

(10)毛髪につやを与える。

(11)フケ、カユミがとれる。

(12)フケ、カユミを抑える。

(13)毛髪の水分、油分を補い保つ。

(14)裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。

(15)髪型を整え、保持する。

(16)毛髪の帯電を防止する。

(17)(汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。

(18)(洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。

(19)肌を整える。

(20)肌のキメを整える。

(21)皮膚をすこやかに保つ。

(22)肌荒れを防ぐ。

(23)肌をひきしめる。

(24)皮膚にうるおいを与える。

(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。

(26)皮膚の柔軟性を保つ。

(27)皮膚を保護する。

(28)皮膚の乾燥を防ぐ。

(29)肌を柔らげる。

(30)肌にはりを与える。

(31)肌にツヤを与える。

(32)肌を滑らかにする。

(33)ひげを剃りやすくする。

(34)ひがそり後の肌を整える。

(35)あせもを防ぐ(打粉)。

(36)日やけを防ぐ。

(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。

(38)芳香を与える。

(39)爪を保護する。

(40)爪をすこやかに保つ。

(41)爪にうるおいを与える。

(42)口唇の荒れを防ぐ。

(43)口唇のキメを整える。

(44)口唇にうるおいを与える。

(45)口唇をすこやかにする。

(46)口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。

(47)口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。

(48)口唇を滑らかにする。

(49)ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。

(50)歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。

(51)歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。

(52)口中を浄化する(歯みがき類)。

(53)口臭を防ぐ(歯みがき類)。

(54)歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。

(55)歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。

(56)乾燥による小ジワを目立たなくする。

 となっていました。

 

私たちが化粧品で目にするのは、「皮膚を清浄にする、ニキビ、アセモを防ぐ、肌を整える、肌のキメを整える、皮膚をすこやかに保つ、肌荒れを防ぐ、肌をひきしめる、皮膚にうるおいを与える、皮膚の水分、油分を補い保つ、皮膚の柔軟性を保つ、皮膚を保護する、皮膚の乾燥を防ぐ、肌を柔らげる、肌にはりを与える、肌にツヤを与える、肌を滑らかにする、日やけを防ぐ、日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ、芳香を与える、爪を保護する、爪をすこやかに保つ、爪にうるおいを与える、口唇の荒れを防ぐ、口唇のキメを整える、口唇にうるおいを与える、口唇をすこやかにする、口唇を保護する、口唇の乾燥を防ぐ、口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ、口唇を滑らかにする、乾燥による小ジワを目立たなくする」といったところでしょうか。

 

それにしても「爪にうるおいを与える」とか、「口唇のキメを整える」なんていうのもあるんですね。

 

あらためて言われると、なんだか笑ってしまうものもあります。

 

しかし、この表現と同じものを使え、というのではなく、これを超えていうと「化粧品」ではないので、さらに効能をいいたければ「医薬部外品」として許可をもらうということになるのでしょう。

 

というのも、ポーラのしわ取りクリームと呼ばれている「リンクルショット」ですが、

以下のページにもわかるように、薬用化粧品なのですよね。

 

日本で唯一、シワを改善する薬用化粧品(美容液)『リンクルショット メディカル セラム』誕生 | ポーラ公式 エイジングケアと美白・化粧品のPOLA

  http://www.pola.co.jp/company/news/po20161117/

 

昨年末現在では、「日本で唯一」ということです。日本初のシワを改善する薬用化粧品ができた、ということです。すなわち、医薬部外品という位置づけなのです。

 

化粧品でしたら、上の表のように「乾燥による小ジワを目立たなくする」という効能表現となりますが、このリンクルショットで「シワを改善する」薬用化粧品ができた、ということになります。

 

一口に「化粧品」といいますが、けっこうメーカーさんは、苦労しているのね、ということです。

 

このほかにも、厚生労働省が出している「医薬品等適正広告基準」などもありますから、商品によっては、何が言いたいのかわかりにくい、あいまいな表現の広告もあります。

 

医薬品等の広告規制について |厚生労働省

 

シミが消える!シワがなくなる!とか広告に出してはいけないのでしょうね。

 

同じようなことは健康食品にも言えまして、この前、ホントにぼかして本来なら便秘を改善するといいたいのでしょうが、スッキリしますとかしか書いていない広告をみて、なんだかなぁと思いました。

 

誇大広告はいけないけれど、何も書けない状況も苦しいものでしょうね。メーカーさんの苦労が垣間見える感じでした。